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2008年8月

「親父たちの星条旗」

20060908004fl00004viewrsz150x 以前「硫黄島からの手紙」を見ていたので、昨日は上記作品を観てみました。

ディズニーの「パールハーバー」は相変わらずアメリカ的能天気な映画でしたが、こっちはスゴイ。

日米両軍の描写もナショナリズム的な意味で主観的なところもなく、コッポラ映画のように突き放した世界観で描かれている。

困ったところも多い超大国アメリカだけど、こういう作品を制作・公開できるところは流石自由の国。

ポスト・アメリカをめざす大中華帝国さまにも見習ってほしいところであります。

日本軍は圧倒的な物量のまえに、ロクな反撃もできないまま玉砕していたイメージが強かったので、米軍のやられっぷりが意外だった。

正直なところ、「パールハーバー」だと攻撃している日本軍側に感情移入してしまい、素直に映画を楽しめない。

ところが、こちらはほとんど「日本人」が出て来ないため(出てきても殆ど人影のみ)戦闘で倒れていく米軍側に素直に同情できる。

そして、その米軍の上層部や政治家たちはくだらないエゴむきだし。国民も決して人道的でない。

そこで利用される「英雄」達。

「英雄」とは何ぞや・・・?

最後は一応「ハッピーエンド」的なまとめ方でストーリー的にもうまい。

クリント・イーストウッドと言えばお馬鹿な西部劇の俳優と思っていましたが、断然監督業の方があってると思います。catface

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また農水大臣

Ootadaijin 「やかましい発言」

民主党はやたら「消費者側」に立って文句いってるけど、消費者だって昼間は(夜のヒトもいるのだろうけど)「生産者」であるはずなんですよ。

この「やかましい」発言は支持団体系の「生産者・業者」に対して「まあ、うるさいお客もいるけどちゃんとやってね。」とたぶん狭い空間と言うか、特定の相手に対して諭すようなニュアンスでの発言と思うのです。

支持団体相手に話す時はそりゃ人気が商売の政治家。相手の立場でしゃべるはな。

そういう話の言葉尻だけ持ってきて騒ぐマスコミのレベルも低いけど、彼らに言わせりゃあそれを欲する国民のレベルが低いのだと言うことになるのでしょう。

おまけにまたまた事務所費問題。

そんなに金が必要なら、ほんと完全オープンにすればいいと思いますね。

トヨタから1億円献金受けてます。だからトヨタ社員には優遇するけど日産車買ったやつは増税ですとか。

解りやすいじゃないですか、トヨタの社員はうらやましいけど1億献金してんじゃしょうがねーか。みたいな。

来期はおれっち建築業界も献金して、もちょっと儲けさせてもらおうぜ。なんちゃって。

でも、実際もそんなモノなのではないでしょうか・・・?

「政治と金」切っても切れないなら、素直につなげとけ。そして、国会で百年一日のごとくのくだらないケチの付け合いをやるのを止めてくれ。

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「第8回京都国際マンガ展」の本

先日行った1コママンガ展で発見購入しました。

41dxwwxmgvl_2  上位入賞作品は興味深いと言う意味で面白いです。

外国人作家によるものですが、マンガとしてのアイデアより色使いとか画風に日本モノには見られない独特の淡白さで、ありきたりのネタを新鮮に表現していてマンガというより絵画やアートとして美しい。

1コマゆえにそこに登場するキャラに個性はない。そもそも人間の登場しない作品も多数あり、擬人化されたキャラクターが描かれていたとしても、例えば「サザエさん」みたいに三人兄弟の長女でダンナがマスオさんで、性格はおっちょこちょいで・・・みたいな暑苦しい設定は存在しない。

そこらへんは読者が感情移入できるマンガと出来ない(する必要がない?させない?)マンガの違いなのだろう。

どちらにも面白いマンガつまらないマンガは存在するのだけど、1コマ漫画の感情移入しないで読める突き放し感みたいなのが僕は好きだ。

(ただ長編なのに登場人物に感情移入できないマンガや映画や小説が退屈なのは言うまでもない。)

4コマ漫画はどうすべきか?

ストーリーがある以上登場人物は必要。そしてその行動に読者が共感できなければ読み進められない。でも、オチは「突き放した」モノであってもいいはずだ。ただし、救いがあれば・・・。

文章で書くほど簡単じゃないな。

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1コマ漫画展

1_2 

研究とサボリを兼ねて、1コマ漫画展「~地球・環境・人もターニングポイント!~ 一枚マンガの折り返し展に行って参りました。

http://www.hamakei.com/headline/3330/

意味深なようで、浅いような・・・それでいてやっぱり深いのだろうか・・・??

素直に笑える作品やちょっと無理やりじゃねーか?や流石プロ!と感心する作品などいろいろありました。

どんな作品で、どんな風に、なんで「面白い」と感じたのか。

自らの感性を研究してみる。

意外性?だじゃれ?芸術性?社会性?皮肉?やっつけ・投げやりな雰囲気?タイムリーな感じ・・・・。

どれも、言葉にしてしまうと「うふっ」思った感じからかけ離れていく気がする。

「筆舌に尽くしがたい」という言葉がある。

文章書きがそんな事言ってたら、失格なのだけれど、1枚漫画(1コマ漫画と同意?)を文字にあらわす場合はどうなんだろう。

文字で(言語で)表現出来てしまうコトなら漫画で表現する必要はないのかもしれない。

文字だけでは表現できない「アノ感じ!」を漫画は表現しているのだから、「こんな風に面白いのです」なんて説明できてしまう漫画はつまらないマンガ。あるいは、マンガである必要のないマンガなのだろう。

・・・だから、理屈ばかりで描いた漫画はつまらない。のかもしれない。

しかれども、雰囲気だけでも伝わらない。かもしれない。

絶妙なバランス。

プロといえども毎回毎作絶妙なバランスがとれる訳ではないのだろうな・・・。と感じた「1枚マンガ展」でありました。

・・・で、「実は抗議がきてました。」のいいわけ。

なんで日本だけ開会式で日章旗と中国の国旗振ってたんだろ?・・・って思っただけですgawk

五輪も明日で終わり。ネタ出しも通常モードに戻さなきゃ・・・。

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ぐつぐつ・・・

煮詰まってくると、ブログの更新回数が増えてくる。

面白ければいいのか?ただ面白いだけじゃ面白くないのか・・・?禅問答のようになってきた。

「時事」は紛れもなく「今」を描いてる筈なんだけど、なんか旬じゃない。というか「今!」描かなきゃって感じが弱い気がする。(あくまでボクの話)

環境がどうとか、不景気がどうとか、世界の行く末がアブナイとかいう屁理屈をこねまわすんじゃんくて、もっと素直に「時事」できないかな・・・。

編集様側がどんな方向性を期待しているのか汲み取りかねる部分が多いのだけれど、こう猛暑続きで暑苦しいのにさらに暑苦しい漫画をお見せるのは心苦しいので、スマートな方向を目指したいと思いました。

目指す事とそこへ行き着く事は別問題で在りますから、何が飛び出すかわかりませんがネームを考えるのは明日にいたします・・・。sleepy

Nitumaripara

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4こまとか5こまとか

Monndai ワタクシも描かせてもらってるライブドアの時事4こま デイリー4コマもそうなのですが全5コマ与えられてます。

題名から言っても4コマ漫画である筈なんですが、表紙込みで5コマ漫画的な描き方も出来てしまう。

だからって5コマ漫画で描いてしまうと起承転結が間延びしてなんかいつ落ちてるのかわからないテンポの悪い漫画になりやすい。

わかっちゃいるけど、やってしまいます。

以前同じ「時事4こま」の松尾さんもこの事について4コマに徹する旨書かれておられましたが、目指す所は「面白い漫画」と、一緒であるはずでどういうルートで目指すかの違いでしかないと思っております。

私の場合、自分に足枷するほどの余裕はないのでなりふり構わず数少ない持てる技術を総動員して「面白い(興味深い)漫画」を描くつもりでいます。

与えられた5コマで表現したいネタを最大限面白く魅せる方法は・・・?

正直1コマ余る時もあるのですが、元来ケチな性格ゆえ、まんま表紙として利用できないのです。

毎度のごとく煮詰まったのでブログ書いて考えをまとめてました。

・・・そうだな、贅沢に4コマ+表紙って描き方もチャレンジしてみます。

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二足のわらじ

このクソ熱いのにエアコンつけたりプラズマテレビを運んだり電線ひっぱたり・・・この世でこんな最悪な仕事は他にないと、去年までは思っていました。

しかし、この世で最高の仕事と思っていた「漫画家」のはしくれのような事をやらせてもらって・・・。

電気屋も意外に悪くいないなぁ・・・なんて思えるようになりました。

(あくまでボクの場合ですが)電気屋の仕事って解答のはっきりした仕事なんです。

エアコンなら冷えりゃあいいし、テレビなら映ればいい、電気工事なら通電すりゃあOK。

予算や工程との関係で「今以上の仕事」というのは、あまり考える必要がない。(もちろんどんな仕事だってこだわろうと思えばどこまでもこだわれるのですが・・・。)

多少メンドクサイとかあっても、やりゃあ終わる。

そして、その「ぎゃら」も漫画一本のギャラなんて端数の範囲。

精神的な労働量からいったら、ものすごくラクな仕事だと感じるようになりました。

その点マンガは、

ネタ探し(多分に偶然的要素を含み1日探しても見つからない事もざらにある。)

ネームで打診(僕の場合6~7割がた没!)

作画(ネームのままだと物凄くツマラナイ構図の場合が多いので構図や配色、絵柄、さらにはキャラもあまり固定していないのでそれらしいキャラのデザインなど。)

そして上記の作業の間に10回くらいへこまなければならない。

でもそんな風に、へこんだ時は「本職は電気屋ですから」って自分に言い訳してるのですな。

電気屋オンリーな時はなんかやるべき事をやっていない感じでとてもツマラナイ毎日であったのに。

今でも「電気屋ってサイアク!」と思う時もあるのですが、好きな事やるためにやってる事ですから。・・・と、結構健全に(?)割り切ることができるようになりました。

自己実現的に漫画描いて、生活のために電気屋やって「二足のわらじ」な生活になっている訳ですが、隣の庭ばかり素晴しく見えてしまう移り気の私にはちょうど良いライフスタイルのようです。

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